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24時間経たないと見られない?「写ルンです」極似のカメラデバイスがKickstarterに登場

 「写ルンです」など、かつて一斉を風靡したレンズ付きフィルムそっくりの外観を持ったカメラデバイスが、Kickstarterで資金調達を行っている。

 「Flashback」と名付けられたこの製品は、撮影をするところまではレンズ付きフィルムと同じだが、撮影データは専用のスマホアプリに転送され、撮影から24時間経たなくては見られないという、かつてフィルムを現像に出していたころに似た不自由さを味わえるのが売りだ。デジタルカメラなのだが、撮影した画像を確認するモニターも搭載されていない。再現する画質は複数のフィルムタイプから選べるようにするとしており、現在、富士フイルムのSUPERIAに似た粒子感のあるフィルムタイプと、モノクロフィルムの2種類のフィルムタイプが開発されているという。本家のレンズ付きフィルムと違って使い捨てないというエコさも今風で、Kickstarterではすでに目標額の6倍もの資金を集めている。ワイヤレスモジュールを内蔵するため技適のある日本での使用は難しそうだが、懐かしさを感じる外観は国内でも注目を集めることは必至で、今後何らかの展開があることを期待したい。