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キヤノン、Wi-Fiプリンター廃棄時のセキュリティリスクと対処法をサイト上で案内中

 キヤノンがWi-Fi対応のプリンターを廃棄するにあたってのセキュリティリスクについて、ウェブサイト上で警告している。

 これはWi-Fi対応のプリンターが初期化されないまま廃棄もしくは市場に再流通することで、それらを入手した第三者にWi-Fiの設定情報が渡る可能性があり、元の持ち主が使用していたネットワークへの侵入が容易になるなどセキュリティリスクが生じるというもの。今回のアナウンスは同社のグローバルサイト上で全世界を対象に行われており、影響を受ける製品およびバージョン一覧のほか、具体的な対応手順についても公開されている。つい先日も、初期化していないWi-Fiルーターが中古市場で流通することのセキュリティリスクがネットで話題になったが、Wi-Fiルータにせよプリンターにせよ、PCやスマホのような初期化作業を失念して手放すケースは多いことから、ユーザーは注意する必要がありそうだ。