やじうまWatch

「X」へのブランド名変更で、すでに商標を持つ企業からの訴訟は必至? 海外メディアが指摘

 Twitterがブランド名を「X」へと変更したことで、影響を受けた企業がX社に損害賠償を求める可能性が高いことを、海外メディアが指摘している。

 これは欧州のメディア「The European Conservative」誌が、主にEU圏における今後を予想したもの。EUの特許庁にはXにまつわる商標がこれまでに262も登録されており、それらのブランドの利用についてイーロン・マスク氏はこれまでに使用許可を求めた形跡はないことから、リブランドを商標権侵害と判断した企業が損害賠償を求める訴訟を起こす可能性があると指摘している。イーロン・マスク氏は「X」に関連する旧Twitterアカウントを持つ個人ユーザーからは強制的にアカウントを接収したと噂されているが、それはX内だからできたことで、商標関連ではそうした手法は通用しないことから、少なからず混乱が起こると予想される。ちなみに同記事では衝突する可能性がある既存ブランドとして、マイクロソフト、ソニー、パナソニックといった名前を挙げている。