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iPadを外部ディスプレイとして使えるUVC対応アプリが続々登場。カメラやゲーム機からの出力も

 iPadを外部ディスプレイとして利用するためのUVC対応アプリが続々とリリースされ、これまでにない活況を呈している。

 先日公開されたiPadOS 17は新たにUVC(USB Video Class、USB Video device Class)をサポートしたことで、USB Type-Cコネクタ搭載のiPadを外部ディスプレイとして利用できるようになった。これまでに存在したサブディスプレイアプリと異なり、接続するデバイスに専用ソフトウェアをインストールしなくとも利用できることから、そうしたソフトウェアをインストールできないデジタルカメラやゲーム機などのデバイスからもHDMI経由で出力できるのが特徴だ。

 このUVCサポートに伴い、iPadで使えるUVC対応アプリがいま続々と登場しつつある。現時点でダウンロード可能なのは「Camo Studio」で、このほか「PadDisplay」「Video Assist」「Capture Pro」といったUVC対応をアピールするアプリが、TestFlight段階ではあるものの試用可能となっている。既存のアプリのUVC対応アップデートも今後進むと考えられ、当面はホットなジャンルとなるのは間違いなさそうだ。