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Appleマップに「閉店」と誤表示→約1万2千ドルの損害を被った店舗オーナーの談話が話題に

 Appleマップに「永久閉店」と誤表示されたことにより、約1万2千ドルの損害を被ったとするレストランのオーナーの談話が海外で話題だ。

 これは10年以上にわたって経営されているタイ料理レストランがAppleマップ上で永久閉店というステータスに変更された結果、約1万2千ドルの損害を被ったというもの。マップアプリの不正確な情報によってリアル店舗が迷惑を被るというのは昨今よく見かけるが、今回の件はAppleユーザーでなかったオーナーに対してApple製ツールを用いての修正以外での対応を認めず、またそのツールを使って修正を依頼したあとも数日間放置され、地元テレビ局が問い合わせた直後に修正されるなどオーナーに対する不誠実な対応が目立ったことから、より注目を集めている。テクノロジー専門家は同テレビ局の取材に対して、Appleマップの情報がどのように構築されているかが明らかにされていないことが問題だと指摘。こうした事例は現在進行形のものだけで少なくとも数百件は存在するとし、もしマップアプリで閉店という表示がされていても、地元の掲示板サイトなどでどのように表示されているかを確認することを勧めている。