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ワイヤレス充電器をハッキングして周辺アイテムが発火! 物騒すぎる攻撃方法が話題に

 ワイヤレス充電器をハッキングすることで、周辺のアイテムを発火させるという物騒な攻撃方法が発見されて波紋を呼んでいる。

 これは「VoltSchemer」と呼ばれるもので、ワイヤレス充電器のセキュリティの欠陥を突いてスマホの音声アシスタントを操ることにより、スマホが過充電となってもそのまま電力を供給し続け、温度上昇によりスマホのシステムを停止させるほか、さらに最大280℃という高温にまで上げることで、スマホの付近に置かれたペーパークリップを介して書類を焦げさせたり、車のキーを爆発させたり、USBメモリのデータを損失させることに成功したという。実際にこれらを行うには少なくない条件があり、方法を知っていれば誰にでもできるレベルではないようだが、対象のデバイスだけにとどまらず、ワイヤレス充電器のそばで暮らす人の生命にも危害を加えかねないだけに、波紋を呼ぶのも当然といったところ。具体的なサーモカメラの映像や、実際に焦げた製品の写真はリンク先で公開されており、その生々しさは必見だ。