やじうまWatch

理由は「技術的制限」。Apple、Apple WatchのAndroid対応を検討するも断念していた

 AppleがかつてApple WatchのAndroid対応を検討していたことが明らかになった。

 これは独占禁止法違反を理由に先日、米司法省から提訴されたAppleが明らかにしたもの。Apple Watchは今なおAndroidに対応していないが、決して検討すらしなかったわけではなく、3年間にわたって調査を行ったものの、最終的には技術的な制限があるとして開発の中止を決定したという。こうした情報は一般的に裏が取れないまま終わるのが常だが、今回は訴訟対応の一環として自ら認めたというのが珍しい。ちなみにこの件は2023年に「Bloomberg」のMark Gurman氏が発表したレポートと一致しており、事実であるとみる向きは多い。この件を報じた「9to5Mac」は、こうした状況がまかり通っている要因の1つとして、Googleが買収したFitbitがいまだApple Watchユーザーを乗り換えさせるほど優れた製品ではないことを指摘している。