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FBI、YouTubeの“おとり動画”を視聴したユーザーの個人情報を引き渡すようGoogleに要求か

 FBIが特定のYouTube動画を視聴したユーザーの個人情報を提出するようGoogleに要求していたことが判明し、海外で波紋を呼んでいる。

 これはFBIがGoogleに対し、特定のYouTube動画を視聴したYouTubeアカウントとIPアドレスについて、名前、住所、電話番号、ユーザーアクティビティを引き渡すよう命じたというもの。動画が3万回以上視聴されていることから、最大で3万人近い情報がFBIの手に渡った可能性があるとしている。実はこの動画、FBIがおとり捜査のために仮想通貨のロンダリングを行っている容疑者にURLを一斉送信したという、いわば“おとり動画”。視聴すればイコール容疑者である可能性が高いことから、アクティビティを要求するに至ったとみられているが、最初からデータの引き渡しを前提とした手法であること、また、視聴したのは容疑者だけでなく、無関係なユーザー数千人も含まれている可能性があることから、プライバシーの専門家を中心に反発の声が上がっている。今回の件は氷山の一角で、世界中のあちこちでこうした捜査が行われていると考えておいたほうがよさそうだ。