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PHPの時代は終わった? プログラミング言語のランキングで、2001年以来の最低シェアを記録

 プログラミング言語の人気指標を掲載している「TIOBE Index」が、PHPの栄光の時代は終わったとするレポートを掲載している。

 TIOBEのプログラミング言語ランキングは、ここのところPythonが独走態勢に入り、それをC、C++、Javaが追う展開が続いているが、その中で今月、同ランキングが始まった2001年以来で過去最低のシェアを記録したのがPHP。かつては10%以上のシェアを誇り、2010年にはトップ3入りを果たしたこともあるPHPだが、今月のシェアはわずか1.09%で、前年同月には9位だった順位は今や17位と見る影もない。TIOBEのソフトウェア担当CEOであるポール・ジャンセン氏は、PHPは現在も中小規模のウェブサイトで存在感を示しており、人気の高いWordPressに用いられている言語であることを指摘しつつも「PHPはなくなったわけではないものの、その栄光の時代は終わったようです」とコメントしている。