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プログラミング言語の人気指標、一時の混戦状態からPythonが2位に大差をつけ独走態勢へ

 TIOBEが毎月発表しているプログラミング言語の人気ランキングで、Pythonが2位に4.5%もの差をつけ独走態勢に入っていることが分かった。

 Pythonは2021年10月に初めて1位を獲得したものの、2位に転落したCも食い下がる動きを見せ、一時はC++、Javaを含めた4強状態となっていた。しかし2023年夏ごろからはPythonとその他の差がじりじりと開き始め、今回とうとう1位のPythonと2位のCの差が約4.5%開くなど、Pythonが独走態勢と言っていい状況になっていることが明らかになった。どちらかというと2位以下がシェアを大きく落とす中、Pythonがシェアをきっちりキープしているという見方が正しいが、ここまで差が開いてしまうと短期間の変動で順位が入れ替わることはまずなさそうだ。ちなみにTIOBEの今回のレポートでは、その他の見どころとして、単月の伸びではあまり目立たないものの、Rustがじわじわとシェアを伸ばしていることがあわせて指摘されている。