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プログラミング言語の人気指標ランキング、あの「愛され言語」が初のトップ20入り

 「Rust」が、プログラミング言語の人気指標であるTIOBEインデックスで初のトップ20入りを果たしたことが明らかになった。

 Rustは、Mozillaが推進するオープンソースのプログラミング言語で、C言語やC++に似た特徴を持つ。まだ登場してから約10年と歴史は浅いが、つい先日「Stack Overflow」がその人気の秘密に迫ったユーザーの声を紹介するなど、ここに来てその「愛されぶり」がたびたび話題になっている。今回、そのRustがランキングのトップ20入りを果たしたTIOBEインデックスは、検索エンジンでの検索数などをもとに月1回更新されるプログラミング言語の人気指標で、前年6月の38位から一気にジャンプアップを果たしてトップ20位にすべり込んだ。この手のランキングは順位が入れ替わるだけで上位の顔ぶれはほぼ同じことが多いだけに、Rustが新風を巻き起こしている格好だ。今後、トップ20圏内を維持できるのかが注目される。なお、近年最も伸びが著しいのはPythonで、2002年時点ではレートはわずか1%強だったのが、現在は8.36%にまで伸びている。