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ChromeOS上でWindowsアプリを動かせるサードパーティの仮想化技術、Googleが買収

 ChromeOS上でWindowsアプリを動作させられるサードパーティの仮想化技術を、Googleが買収したことが明らかになった。

 今回Googleに買収されたCameyo(カメヨ)が持つ「Virtual App Delivery(VAD)」は、ChromeOS上でWindowsアプリを動かすための仮想化技術。手持ちのWindowsアプリを使い続けなくてはならないためWindowsから離れられない企業ユーザーも、この技術を用いればChromeOSへの移行が容易になるというわけ。CameyoとGoogleは2023年夏にこの技術で協業していたが、今回、買収によってGoogle傘下に加わることになった。古いPCをChromebookとして使える技術「CloudReady」がGoogleに買収された後、「ChromeOS Flex」へと姿を変えたのと同様のパターンとみられ、Cameyoのサイトには早速Googleの一員となったことを表明する一文が掲載されている。エンタープライズ向けのみならず、個人ユーザーにとっても今後の動向に注目だ。