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macOS向け定番ソフト「Bartender」、素性不明の別会社に売却さていたことが判明し物議

 macOS向けの定番ソフトの開発が、素性不明な別の開発会社へとひっそりバトンタッチしていたことが判明し、ユーザーの間で物議を醸している。

 「Bartender(バーテンダー)」は、macOSのメニューバーをカスタマイズ可能なサードパーティ製ソフト。これまで10年以上もmacOS向けに提供されてきた定番ソフトで、国内外ともに人気が高いが、先日、開発者が交代し、署名も変更されていたことが判明。ユーザーからの問い合わせに対し、新たな開発者は素性および今後の開発方針を明らかにしておらず、ユーザーは不信感を募らせている。これと並行し、元開発者を名乗る人物がユーザーに謝罪するとともに売却の経緯をウェブで公開し理解を求めたものの、事前に知らされなかったことに対してユーザーは反発を強めており、redditではユーザーによって代替アプリの品定めまで始まる始末。日本でもユーザーが少なくないアプリだが、問題解決への道のりは遠そうだ。