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CのソースコードをFAXで送信するとその実行結果がFAXで送り返されてくる動画が話題に

 Cのソースコードを紙で送信するとその実行結果が紙で送り返されてくるFAXの海外動画がYouTubeで公開され、じわじわと再生数を伸ばしている。

 これはCのソースコードを印刷した紙をFAXにセットし、Raspberry Piで実行されているFAXサービスの番号をダイヤル。FAXを受け取ったRaspberry PiはそれをOCR処理してCのファイルとして保存、その後、GCCによってコンパイルし、その結果のバイナリを実行、最終的に送信元にFAXで結果を返すという仕組みだ。作成者が「通常のFAXからFAXへ送信する、至って通常のFAXマシンです」としているこのFAXサービス、時間はかかるものの処理はきちんと行われており、視聴者からは「Rustをローカルでコンパイルするより高速です」「ドイツの官公庁がどのようにソフトウェアを作成しコンパイルしているかが分かりました」といった感想のほか、「いつかコンピューターを電話回線に直接接続して、印刷やFAXを使わずに通信できるようになるかもしれませんね」と、何かをひらめいた人の予言も投稿されている。ソースコードも公開されているので、環境が構築できる人はチャレンジしてみてもよいかもしれない。