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Matter対応のスマートホームデバイス、HomePodなしでiPhoneの「ホーム」へ追加可能に

 スマートホーム新共通規格「Matter」に対応したデバイスをiPhoneの「ホーム」アプリに追加する場合に、これまで必要とされていたHomePodやApple TV 4Kが不要になったことが明らかになった。

 これは、先日リリースされたiOS 18の新機能。これまでは、Matter対応のスマート電球やスマートプラグなどのスマートホームデバイスを「ホーム」アプリに追加する場合、ネットワーク内にホームハブの機能を持ったAppleのデバイス――具体的にはHomePodやApple TV 4Kが設置されている必要があり、スマートホームデバイス1つを追加するためだけに1万円を超える出費を強いられるという不便な状況だった。それが今回リリースされたiOS 18ではこうした制限がなくなり、HomePodやApple TV 4Kなしで追加が行えるようになった。これにより、スマートホームデバイスをより手軽に追加し、iPhoneから利用できるようになるはずだ。なお、Matterのほか、Threads規格に対応したスマートホームデバイスも同様だが、こちらについてはiPhone 15 Pro以降が必要になるとされている。