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現代人は「スクリーン疲労」? タッチスクリーンから物理ボタンへの回帰の流れに注目集まる

 タッチスクリーンから物理ボタンへと回帰する流れが起こりつつあることを指摘した複数の海外コラムが注目を集めている。

 発端となったのは「WSJ」が掲載したコラムで、全てをタッチスクリーンに置き換えようとする流れがここのところ影を潜め、代わって物理ボタンがさまざまな分野で復活する兆しを見せていることを指摘。具体例としてiPhoneのアクションボタンやカメラコントロール、新型BMW Miniのハンドルに搭載されている物理ボタンなどを挙げており、WSJは「タッチスクリーンの圧政は終わりを迎えつつあるかもしれない」と述べている。IEEEが運営する「IEEE Spectrum」の記事では、インターフェースなどの研究者であるRachel Plotnick氏が、「再ボタン化」の背景には、ありとあらゆるタッチスクリーンに囲まれている現代人の「スクリーン疲労」があると指摘し、複数の企業からこれらについての相談を受けていると明かしている。