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“使ってはいけないPINコード”の一覧が公開中、パスワードとは違う傾向?

 「避けるべきPINコード上位50個」の一覧が公開中だ。

 これはオーストラリア放送協会(ABC)が、「Have I Been Pwned?」に保管されている2900万件のデータをAPIを用いて取得・分析したもので、現在も広く用いられている4桁のPINコードで頻出度が高いものをまとめている。トップは「1234」で実に9.0%を占めており、以下、「1111」「0000」と続く。アルファベットなどを含むキーボード全体から文字を入力するパスワードと違って、PINコードは多くが4桁であること、テンキーパッド画面からの入力が中心になということもあってか、上位の傾向はパスワードのそれとは異なっており、自身の誕生年とみられる西暦の4桁数字が50個のうち約30個に上るのが特徴だ。1234およびそれらの数字の順番を変えただけの配列や、1111のような同じ文字の連続、そして西暦年については、他者が軽い気持ちで試しただけでもロック解除されてしまう可能性が高く、絶対に避けるべきと言えそうだ。