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数字4桁の暗証番号「5150」「7410」「5683」はなぜ多い? Twitter上で考察が展開中

 ドコモ口座の不正利用問題に関連し、よく使われる数字4桁の暗証番号(PIN)を可視化したヒートマップがTwitterで話題になっている。

 これは2012年にケンブリッジ大学(当時)に在籍していたJoseph Bonneau氏が発表したもの(2012年2月22日付の関連記事参照)で、過去の漏えいデータとオンライン調査で明らかになった、よく用いられる4桁の暗証番号をヒートマップに落とし込んで可視化している。ヒートマップは利用頻度が高ければ色が濃く、そうでなければ薄くなっており、例えば誕生日または何らかの記念日とみられる日付(上2桁が01~12、その次の2桁が01~31)の色が圧倒的に濃くなっているほか、「1111」や「1234」といった連続・繰り返しの文字列も濃い傾向が見られる。もっとも、今回は既知のこうした結論よりも、ピンポイントで色が濃くなっている「5150」や「7410」、「5683」がなぜ多いのか、ヒートマップを紹介したユーザーがTwitter上で疑問を呈し、それに対してほかのユーザーが情報を寄せるかたちで、考察が展開されている。日本国内ではなく欧米圏のデータであることは気を付ける必要があるが、上で紹介した数字はいずれもそれらしき結論が出ているので、知りたい人はTogetterのまとめを参照してほしい。なお、データのもとになった質問票には「テンキー上の水平/垂直/対角線の文字列を含む」などのパターンが提示されており、それらをあわせて読むとなお興味深い。