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「サイバー攻撃でGmailアカウントが危険にさらされ、25億のユーザーに向けてGoogleが警告を発した」とのニュースは誤報だった!?

 先週ネットを騒がせた、Gmailへのセキュリティ侵害に関する報道について、Googleが否定するコメントを発表した。

 この報道は、サイバー攻撃によってGmailアカウントが危険にさらされ、25億のユーザーに対してGoogleがパスワードの変更などを促す警告を発したというもの。IT系のメディアにとどまらず一般紙も取り上げたこともあり、ネットを中心に拡散したが、Googleは9月1日付の同社ブログでその事実を否定。「Gmailのセキュリティ対策は強力かつ効果的であることを、ユーザーの皆様にあらためてご安心いただきたいと考えております」とし、同社の保護機能が、フィッシングやマルウェアの試みがユーザーの受信トレイに届くのを99.9%以上ブロックし続けていることを強調している。

 一方で、アカウント保護のための対策としてユーザーが今すぐ行うべきと報じられた「パスキー」の導入などパスワード代替手段については、紛れもなく「ベストプラクティス」であるとしてユーザーに推奨。あわせて、フィッシングメールを回避する方法などもあらためて案内している。