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データを保存する先がない? 世界的なストレージ不足と価格高騰がInternet ArchiveやWikipediaを直撃
2026年5月8日 11:18
世界的なストレージ不足・価格高騰により、Internet Archiveをはじめとするアーカイブサイトの容量が枯渇しつつあることを、海外メディア「404 Media」が伝えている。
AIデータセンターのブームに起因する世界的なメモリおよびストレージ不足は各方面に影響を及ぼしており、コンシューマー向けデバイスの中には予定していた新製品の発売を中止するなどの動きも出てきている。その中で今回、404 Mediaが取り上げているのが、各種デジタルアーカイブサイトやWikipediaなどのデータ保存先のストレージが枯渇し始めているという問題。例えば、毎日100TB以上の資料を収集しているInternet Archiveでは、容量追加に必要な28~30TBクラスのドライブはすでに在庫がないか、あるいは非常に高価になっており、入手のハードルが上がっていることを告白。現時点ではコミュニティからの寄付によって対処しているものの「時間と費用がかかる深刻な問題」だとしている。また、Wikipediaなどを運営するウィキメディア財団は、ストレージを追加する優先順位を一時的に下げ、現在は主にハードの寿命を伸ばすことに注力しているとのこと。404 Mediaはこうした状況について「この供給不足がいつまで続くのか、そしてストレージの価格は再び下がることはあるのか、誰もが疑問を抱いている」と締めくくっている。
- The AI Hard Drive Shortage Is Making It More Expensive and Harder to Archive the Internet(404 Media)
https://www.404media.co/the-ai-hard-drive-shortage-is-making-it-more-expensive-and-harder-to-archive-the-internet/