やじうまWatch
喉の振動や膨らみから食べたものを推定、アプリに自動記録できるネックレスが登場
(2015/4/2 06:00)
ライフログなどの普及によって、毎日食べたものを記録してダイエットに役立てたいと考える人が増えている一方、その記録方法についてはなかなかコレといった決定版が存在しないのはご存知の通り。撮った写真から食べ物の種類やカロリーを自動判定してくれる方法や、登録済みのデータからプルダウンメニューで選ぶ方法など、さまざまな方法が考案されているものの、正確さや手間など、いずれも一長一短といったところだ。このたび海外で発表されて話題になっているのが、首に取り付けるネックレスタイプの記録装置。「WearSens」と名付けられたこの機器は、食物を飲み込む際の喉の振動や膨らみによって食物の種類やその量を推定し、アプリに記録できることが特徴。つまりこれを装着して食事をすれば、何もしなくても食べたものが全自動で記録できるのだ。精度は90%以上ということで、言い換えれば10%程度は誤差があるわけだが、手を煩わせることなく全自動で記録できるのであれば、その程度の誤差は気にならない人も多いだろう。まだ開発段階ということでクラウドファンディングなどにも登場しておらず、市販にこぎつけられるかどうかは未知数だが、今後が楽しみな製品だ。
◇WearSens
http://wearsens.com/
◇Could the WearSens smart necklace help you lose weight?(CBS News)
http://www.cbsnews.com/news/could-this-necklace-help-you-lose-weight/
◇Necklace and smartphone app developed at UCLA can help people track food intake (UCLA)
http://newsroom.ucla.edu/releases/necklace-and-smartphone-app-developed-at-ucla-can-help-people-track-food-intake