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スイッチサイエンス、Raspberry Pi財団の新型マイコン「RP2350B」を搭載した「Picossci 2B」を発売
2025年9月12日 15:30
株式会社スイッチサイエンスは9月12日、Raspberry Pi財団が開発したマイクロコンピューター「RP2350B」を搭載した基板シリーズ「Picossci(ピコッシィ)2B」を発売した。ラインアップと直販サイトでの販売価格は、「Picossci 2B RP2350B ピッチ変換基板」が2310円、「Picossci 2B 8chアナログ入力開発ボード」が2750円。
Picossci 2B RP2350B ピッチ変換基板
「Picossci 2B RP2350B ピッチ変換基板」は、RP2350Bと、コアとなる周辺回路をまとめたマイコンボード。基板上にはFlash ROM(32Mbit)、水晶発振子(12.000MHz)、電源回路(3.3V/700mA出力)、RESETボタン、BOOTSELボタン、LED×2(GP24/GP25ピンと共用)を搭載している。
同製品は、RP2350Bで使用できる全ての入出力ピンとSWD端子、USB端子を引き出している。入出力ピンは28ピン(1.27mmピッチ)×2列の端面スルーホール仕上げ、SWD信号はスルーホール仕上げ、USB端子はコネクタを搭載せず端面スルーホール仕上げとなっている。
基板サイズは36.83×17.8mm。
Picossci 2B 8chアナログ入力開発ボード
「Picossci 2B 8chアナログ入力開発ボード」は、RP2350Bを搭載したコンパクトなマイコンボード。外部ピンは2.54mm間隔の2×10ピン形状で、ピンヘッダーを実装することでブレッドボードで利用可能。基板上にはFlash ROM(32Mbit)、クロック発振器(12.000MHz)、電源回路(3.3V/700mA出力)、RESETボタン、BOOTSELボタン、汎用LED×2、USB Type-Cコネクタを搭載している。
外部ピンには、RP2350Bに搭載されている8chのアナログ入力ポートと8ピンのGPIOピンを接続している。
基板サイズは25.4×17.78mm。