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ドローンを使って垂れ幕を表示する、アドバルーンならぬ「アドドローン」が登場

 昭和生まれの皆さんは「アドバルーン」なるものはご存知だろう。デパートでの催しや各種イベントを告知するために、垂れ幕をつけて空に上げる広告用の気球だ。最近では壁面広告などに取って代わられ、めっきり見ることがなくなったアドバルーンだが、これと同様のコンセプトをドローンで実現しようという、いわば「アドドローン」とでも呼ぶべき一品が、クラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した。仕組みはアドバルーンの気球の部分をそのままドローンに置き換えたもので、照明として用いるLEDも搭載しており、約300m離れたところからでも広告が見えるとしている。操縦者が必要なこと、また飛行時間に限界があることを考えるとアドバルーンと同じ使い方は難しそうだが、イベントで上空を飛ばして観客の目を引くなどの用途が想定されているようだ。例によって日本国内で使おうとすると物議を醸しそうだが、ドローンの用途の一つとしては興味深く、海外ではニュース番組で取り上げられたりもしているようなので、気になる人はチェックしておくとよさそうだ。

◇Advatar Octocopter: Drone Advertising by Hoovy(Indiegogo)
https://www.indiegogo.com/projects/advatar-octocopter-drone-advertising-by-hoovy#/story
◇Hoovy
https://www.facebook.com/Hoovyx

(tks24)