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MS、IE6消滅までのカウントダウン特設サイト開設〜日本のシェアは高止まり


 米Microsoftは4日、Internet Explorer(IE6)消滅までのカウントダウンを行う特設サイト「The Internet Explorer 6 Countdown」を開設した。

 この発表を行った米Microsoft IEプロダクトマーケティングディレクターであるRoger Capriotti氏は、Microsoftとして「IE6の世界シェアを1%以下にすることを目指す」としている。

IE6消滅までのカウントダウンを行う特設サイト「The Internet Explorer 6 Countdown」

 世界各国におけるIE6シェアを色分け表示したデータは、米調査会社Net Applications社による2011年2月28日付のデータを基にしている。現時点でIE6の世界平均シェアは12.0%。日本のIE6シェアは10.3%だ。

 IE6シェアが高い順に上げると、中国が最多で34.5%、次いで韓国24.8%、インド12.3%、サウジアラビアと台湾が10.7%、日本10.3%、ベトナム10.0%と続く。日本は高い方から6番目ということになる。

 逆に、IE6シェアが最も少なかったのは、ノルウェーの0.7%。次いでフィンランドの0.9%だった。現時点で目標値1%以下を達成しているのはこの2か国のみだ。その他の欧米諸国、ロシア、南米などではおおむね1〜5%の間に収まっている状況だ。

 Microsoftは、これまでもセキュリティー上の問題から、またIT投資の不効率性の問題からIE6の使用をやめ、その他最新ブラウザーにアップグレードするよう、世界中のインターネットユーザーに呼びかけてはいた。しかし、数字を見ても明らかなように、IE6のシェアが減少するペースがきわめてスローではかどらない状況が現在まで続いている。

 Microsoftでは、世界シェアが1%以下になれば、多くの開発者がIE6のサポートを終了させられる可能性が高くなるとみている。そうすれば、セキュリティーを保つためのアップデートにかかる投資、ウェブサイトをIE6に対応しておくための開発投資がなくなり、効率が良くなると考えられる。

 Microsoftでは、毎月この特設ウェブサイトの数字を更新し、1%を切った国々については「お祝い」を行うという。また、Twitterハッシュタグ「#ie6countdown」によって友人に呼びかけたり、ウェブサイトにもIE6利用者にアップグレード通知を表示するよう呼びかけている。

 なお、この特設サイトは、現在のところは英語のみで提供されている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/3/7 06:00