大阪・道頓堀の“ボートストリートビュー”も、ギャラリーページ刷新


 グーグル株式会社が公開している「ストリートビューギャラリー」の日本版ページがリニューアルされた。

ストリートビューギャラリー(日本版)

 ストリートビューギャラリーは、名所・旧跡や各種施設の敷地内など、特別な場所のストリートビューを「コレクション」して紹介しているページ。例えば日本版ではこれまで、世界遺産、日本の風景、日本の城、レジャー施設(遊園地など)、ゴルフ場、庭園・公園、高速道路のサービスエリア、大学、スタジアム・サーキットといったカテゴリーや、奈良、京都、広島などのエリアによるくくりで多数のストリートビューを掲載していた。

 今回、ページレイアウトが米国版と共通のUIに変更されるとともに、カテゴリー分けも見直されたようだ。従来の「屋内」カテゴリーが「伝統的な日本建築」「教会」「洞窟」へと細分化。一方、水上からの眺めを記録した「ボートストリートビュー」という新たなカテゴリーも設けられた。現在は東京湾、隅田川、道頓堀が紹介されている。このほか水上ものとしては、アマゾン川流域もすでに別カテゴリーで公開されている。世界の美術館の内部を見られる「アートプロジェクト」も今回、ストリートビューギャラリーの1カテゴリーとして追加された。

 名所などのストリートビューを紹介するコーナーとしては、今年の桜の時期に合わせてグーグルが公開したキャンペーンサイト「ストリートビューでみる日本の観光ガイド」もある。平泉、秋葉原、浅草などと並んで大阪もピックアップしており、道頓堀のボートストリートビューや道頓堀商店街の通常のストリートビューも以前より紹介されていた。


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(永沢 茂)

2012/6/11 17:49