「MFクラウド会計」に企業の健康診断ツール、経産省が策定した評価指標「ロカベン」を利用

　株式会社マネーフォワードは7日、クラウド型会計ソフト「MFクラウド会計」において、経済産業省が策定した企業経営の評価指標「ローカルベンチマーク（ロカベン）」に基づいて企業の“健康診断”を行うための分析ツール「財務指標（β）」の提供を開始した。

　企業の財務データを、「売上高増加率（売上持続性）」「営業利益率（収益性）」「労働生産性（生産性）」「EBITDA有利子負債倍率（健全性）」「営業運転資本回転期間（効率性）」「自己資本比率（安全性）」という6つの指標に基づき、30点満点で評価するもの。

　企業は、同ツールが示す指標で自社の経営を振り返ることによって、継続的に経営改善を行える。また、金融機関や支援機関が企業の事業性を評価する指標として同ツールを活用することで、より具体的な対話・支援が可能になるとしている。