ビジネスに役立つAndroidアプリ

旅行の記録から、日々のちょっとしたメモに幅広く使える「瞬間日記」

アプリ名瞬間日記(Ver.2.6.7)
こんなときに写真入りの日記をパパッと簡単に作成したい
対応OSAndroid OS 2.1以上
価格無料
配布Utagoe Inc.
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.utagoe.momentdiary

アイデアメモ、グルメ情報、日記など、用途が広いシンプルな日記アプリ

 いつも携帯しているスマートフォンで、日記をつけたい、浮かんだことを簡単にメモしたい、今いくら使ったか記録しておきたい……などとと思ったことはないだろうか。特にGW前の今なら、旅行記録や、訪問先のメモなどを手軽に残せたらと考えてもおかしくない。今ならTwitterをはじめとしたSNSや、Evernoteなどのクラウドサービスを使えば、記録と共有が同時に実現する。しかし、自分の行動すべてを公開することに疑問を感じる方もいるはずだ。そんなときは「瞬間日記」を使ってみよう。

瞬間日記
月別表示にすると、指定した日の日記をまとめて振り返ることができる

 「瞬間日記」とは、プライベート日記が手軽に作成できるアプリだ。日記は、1日に何件でも保存でき、1件につき文字は140字(一応)、カメラまたはギャラリーから写真を1枚挿入できる。さらに、現在の位置情報やタグ、タグアイコンなどが任意で付加できる。必ず日時が残せるため、いつ何をしたのかがわかりやすいうえ、位置情報も保存しておけば、あとから地図上で場所を確認できる。機能的にはTwitter風だが、“端末の中”に保存されるので、あえて共有しない限りは、外部に公開されることはない。コツコツと記録したい方にぴったり、というわけである。

 作成した日記はカレンダーからまとめて参照でき、内容のみならず、日時の編集も可能。どうしてもその場で作成できなかったメモなどを、あとで作成しておきたいときに役立つ。日記は端末本体に保存されるため、万が一に備えてのSDカードへのバックアップや、レストア機能も用意されている。

 文字数制限があるのは使いにくい、と使うのを諦めているならもったいない。実は制限は解除できる。できるというより、入力しようと思えば、特に設定の変更もなく140字以上の入力が可能なのだ。「瞬間日記」という名前の通り、サクっと保存することを考えれば、文字数は短いほうがいいが、文字数調整に神経を使う必要がないのはありがたい。

 ちなみに、写真は「瞬間日記」のカメラ機能で直接撮影したほうがスピーディに保存できるが、その際、写真そのものはギャラリーに保存されないようだ。日記の編集画面では、写真の長タップで共有も可能で、他のアプリを通じて外部に投稿できる。これはと思うものは、SNSやDropboxなどのクラウドサービスに保存しておくのも手だろう。また、画面左下の矢印からエクスポート機能を使うと、指定した日時の日記をメールでまとめて送信できる。テキストは本文に書き出され、写真は最大10枚までZIPファイルとして添付されるので、こまめにエクスポートしておくといいだろう。

起動初期の画面。日記の作成には、画面下のペンのアイコンをタップする
ペンのアイコンをタップすると、新規作成画面に。画面上部のメニューのほかに、メニューキーからも操作メニューを表示できる
「写真の追加」を選ぶと、撮影かギャラリーからの添付が選択できる
挿入できる写真は1点のみ
日記に位置情報を追加したいときは、地球のアイコンをタップする
タグのアイコンから、タグを作成
日記を保存するときは、画面右上のチェックのアイコンをタップ
あらかじめ用意されているタグアイコン
日時は修正可能
実は文字数に制限はなかった
設定画面。起動時にパスコードロックもできる他、デザインのカスタマイズも可能
リマインダーを設定すると、指定時刻に通知パネルに「日記を書こう!」というメッセージが表示される。3日坊主防止に活用しよう

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。