iPhoneからパソコンをリモート操作できる
「Splashtop Remote Desktop for iPhone & iPod」
アプリ名 | Splashtop Remote Desktop for iPhone & iPod(Ver. 1.7.0.2) | |
こんなときに | iPhoneから自宅のパソコンを操作したい | |
価格 | 85円 | |
販売 | Splashtop Inc. | |
URL | http://itunes.apple.com/jp/app/id402056323 |
●ファイル操作、音楽再生、資料作成、シャットダウンまで
日常的にクラウドサービスの利用が当たり前になっている方も多いと思う。しかし、外出先で、ふと「自宅のパソコンのハードディスクにある動画ファイルが今すぐ見たい」とか「この空き時間に、パソコンで作業の続きできたらいいのに」と思うことはないだろうか。今回ご紹介する「Splashtop Remote Desktop for iPhone & iPod」(以下、Splashtop Remote Desktop)は、そんなときに活躍するアプリだ。
「Splashtop Remote Desktop」を使うと、iPhoneの画面にパソコンの画面を表示し、そのままリモートで操作できるようになる。対象となるパソコンは、Windows 7、Vista、XP(Home Premium含む)、および、Mac OS X 10.6+(Snow LeopardまたはLionが必要)となっている。
設定は簡単だ。まず、iPhoneに「Splashtop Remote Desktop」をインストールし、「設定」を開いて「インターネット探索」を開き、Gmailアカウントを設定しておく。次に、接続したいパソコンに、公式サイト(http://www.splashtop.com/ja/streamer/)から「Splashtop Streamer」をダウンロードしてインストールし、セキュリティコード、および、iPhoneに設定したものと同じGmailアカウントを設定するだけだ。
パソコン側にインストールする「Splashtop Steamer」 |
セキュリティコードを設定しておく | パソコンを自動認識させるために、Gmailアカウントを設定し、サインインする |
パソコンがインターネットに接続された状態で、「Splashtop Streamer」が起動していれば、あとは、iPhoneの「Splashtop Remote Desktop」を起動するだけで、パソコンを自動的に認識してくれる。接続したいパソコンを指定し、あらかじめ設定したセキュリティコードの入力すれば、パソコン操作のほとんどをiPhoneから行うことができるようになる。Wi-Fi環境下のほうが操作は快適だが、3G接続でも利用できる。
「Splashtop Remote Desktop」を用意しておくと、うっかりクラウド保存し忘れた資料があっても、リモート操作でDropboxのようなクラウドサービスを経由することで、ファイルそのものを手元に取り込むことが可能になる。また、iPhoneの連絡先には登録していない住所も、パソコンのアドレス帳を開いて確認する、といったこともできる。テキストエディタやMicrosoft Word、Excelといったソフトウェアの操作も可能だ。筆者の環境では、iTunesを起動し、音楽を手元で再生したり、パソコンをシャットダウンすることもできた。画面を拡大できるので、ボタン操作も簡単だ(接続はパソコンが起動していることが前提のため、シャットダウンしたパソコンを起動することはできない)。
iPhoneではできない操作も可能になるため、1度使ったら手放せなくなるに違いない。
iPhoneの「Splashtop Remote Desktop」の設定画面 | 「インターネット検索」に、「Splashtop Steamer」に設定したものと同じGmailアカウントを設定し、、サインインしておく | 「Splashtop Remote Desktop」を起動すると、パソコンを認識する |
セキュリティコードを入力 | 最初に操作ガイドが表示される | 表示されたパソコンのデスクトップ |
iPhoneを横にしても使える(ロックしていない場合) | Webブラウザを起動し、拡大してタブを操作 |
Microsoft Excelを起動し、入力 | 完全にパソコンを操作していることがわかる |
関連情報
2012/2/1 06:00
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