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トヨタがAI分野におけるソフトウェア開発体制を強化
2018年3月8日 12:00
車の自動運転技術は日進月歩である。つまり、ハードウェアである車両の性能よりも、そこに組み込まれるソフトウェアとデータの重要度が増していることはいうまでもない。
先週、トヨタはAIのソフトウェア研究開発の新会社を設立したと発表した。トヨタのほか、グループ企業のアイシン精機、デンソーも出資をし、総額3000億円の投資を予定しているということだ。
昨年、2017年8月に、トヨタはPreferred Networks(PFN)への100億円を超える大型出資も実施しているが、自社グループでも加速をしている。
また、デンソーはアジャイル開発に強いベンチャー企業に出資をしたり、米国ではトヨタAIベンチャーズが自動運転分野での投資を拡大したりするという報道もある。
特に、今後はソフトウェアだけでなく、地図を始めとするさまざまなデータが技術競争における勝敗を分けるとも考えられ、この分野におけるベンチャー企業との資本関係、協業関係の構築は非常に重要になってくる。