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AIベンチャーが医療分野で協業

 人工知能(AI)のさまざまな分野への適用が進んでいるが、ここのところ医学分野への適用に関する記事が目立つ。今週だけでも、少量の血液からがんを検出するシステムと腸内環境を解明しようとする取り組みが紹介されている。また、IoTの利用による病院経営の効率化についても報じられている。こうしたツールが医師の判断を支援し、基本的判断のばらつきが少なくなり、均質化していくとするなら、患者となるわれわれにとっても安心材料になりそうだ。

 一方、直接的な医学の話題ではないのだが、人体に関わる話題として紹介をしておくが、スウェーデンにおけるマイクロチップを皮膚下に埋め込む事例が4000を超えたと報じられている。マイクロチップを埋め込むことで、カードやスマホなどのデバイスを携帯しなくても、キャッシュレスで決済できたり、本人認証できたりするというもの。数年前、この話題が報じられたときはやりすぎなのではないかとも思ったが、利用者が着実に増加していることには驚く。

ニュースソース

  • 少量の血液でがん発見するシステム開発へ ディープラーニング活用、DeNAがPFNと共同研究[ITmedia
  • AI企業・ABEJAと日本腸内検査が協業を発表...腸内環境の解明へ[ROBOTEER
  • IoTが病院経営と臨床現場の両方を変える、これだけの理由[ITmedia
  • スウェーデン、4000人超がマイクロチップを皮膚下に埋め込み[マイナビニュース

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「iNTERNET magazine Reboot」は、ネットニュースの分析や独自取材を通して、デジタルテクノロジーによるビジネス変化を捉えるインプレスR&D編集のコーナーです。産業・教育・地域など、あらゆる社会の現場に、Reboot(再始動)を起こす視点を提供します。