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今日は何の日

7月13日:日本語ドメイン名をご存知ですか? 「日本語ドメイン名協会」が発足した日

「日本語ドメイン名協会」会長に選任された早稲田大学の後藤滋樹教授(「INTERNET Watch」2001年7月13日付記事『「日本語ドメイン名協会」が発足』より)

 2001年のこの日、日本語ドメイン名の普及促進を推進する団体「日本語ドメイン名協会」が発足しています。

 日本語ドメイン名とは多国語ドメイン名と呼ばれるものの日本語対応したもので、「日本語.jp」のように、全角文字(漢字、ひらがな、カタカナ)をドメイン名として使えるようにしたものです。

 日本では多くの人々がアルファベットの読み書きができますが、世界では自国の文字しか読み書きできない人が多くいます。そうした人でもインターネットで情報にアクセスできるようにと考えられたのが多国語ドメイン名で、日本語に限らず、アルファベット以外の文字をドメイン名として使えるようにする規約です。残念ながら、日本では十分に普及していないのが現状です。

出典:「INTERNET Watch」2001年7月13日付記事
『「日本語ドメイン名協会」が発足』

▼「TIMEMAP」で深読み
『日本語ドメイン』と『国際化ドメイン/IDN』と『JPNIC/JPRS』の足跡をたどる


「今日は何の日」について

「今日は何の日」は、INTERNET Watchのバックナンバーから、今日という日付に起きた注目すべきニュースを取り上げて解説するシリーズコンテンツです。一般社団法人タイムマップの時系検索エンジン「TIMEMAP」の協力で実現しました。(時限企画:2018年9月まで)