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ウェアラブルで三日坊主とはサヨナラ?! 健康管理に役立つデバイス&アプリ
(2014/12/5 06:00)
イベント続きの年末年始。食事やアルコールを目一杯楽しみたくはあるが、「そろそろ体重がヤバイ」「医者から酒を減らせと言われてて」「いや高血圧どころか痛風ですよ」など、体調面での悩みを抱えている人には厳しい時期でもある。
そこで今回は、健康管理に役立つ製品やサービスをご紹介する。ウェアラブル機器、あるいはスマートフォンの内蔵センサーを使って、運動量などの数値を“見える化”するサービスが近年増加。飽きずに運動を続けるための手段として、頼れるものとなりつつある。自分のニーズに合わせて選んでみよう。
体調管理を楽しく! ウェアラブルデバイス&計測機器
まずは、各社から発売されている健康管理サポート製品を見ていこう。いわゆる“ウェアラブルデバイス”や“アクティビティトラッカー”という概念が近年目立ってはいるものの、ポケットに入れたり、ベルトに引っかけて使う製品も数多い。ネットワーク接続式の体重計や血圧計などと一緒に紹介する。
エプソン PULSENSE
http://www.epson.jp/products/pulsense/
プリンターでおなじみみのエプソンが新たに販売を開始した腕時計型デバイス。2機種とも、運動量に加えて脈拍を測れるのが特徴。これにより、運動強度を手軽にチェックできる。ディスプレイ内蔵モデル「PS-500B」の直販価格は2万1384円(税込)。
ソニー SmartBand Talk
http://www.sonymobile.co.jp/product/smartwear/swr30/
ソニー製スマートフォン「Xperia」シリーズの専用周辺機器的な位置付け。1.4インチの電子ペーパー式ディスプレイを備えているため、時刻や運動量をより素早くチェック。直販価格は1万9310円(税込)。
Jawbone UP
https://jawbone.com/up
米Jawbone社の製品。アクティビティトラッカー「UP」シリーズはこのほど新製品を発表したばかりで、このうち「UP Move」はボタン電池で最大6カ月連続動作するのが特徴。クリップ型としても、別売リストバンドと組み合わせての利用もできる。12月中旬発売予定で価格は6480円(税込)。
NIKE+ FUELBAND SE
http://www.nike.com/jp/ja_jp/c/nikeplus-fuelband
スポーツ用品メーカーのナイキが販売中のリストバンド型製品。ウォーキング、ランニング、さらには球技まで、ありとあらゆる活動を「FUEL」という単位で集計してくれる。蓄積したデータはPCもしくはiPhone用アプリで閲覧できる。価格は8999円(税込)。
Fitbit
http://www.fitbit.com/jp
リストバンド型の「Flex」(参考販売価格1万1980円、税込)をはじめ、さまざまな活動量センサーを発売中。機能は製品によっても異なるが、歩数や消費カロリー、移動距離などを測定し、スマートフォンアプリで管理できる。
アディダス miCoach フィットスマート
http://shop.adidas.jp/micoach/fitsmart/
本格的なフィットネスサポートを標榜した製品で、心拍計機能を内蔵。アプリとの連携により、トレーニングプランを提示してくれる。直販価格は2万4840円(税込)
ポラール Loop
http://www.polar.com/ja/products/get_active/fitness_crosstraining/loop
ポラールはフィットネス用腕時計や心拍計で知られるメーカー。こちらの「Loop」は、いわゆるアクティビティトラッカーで、価格は1万3500円(税別)。防水仕様のため、水泳時の運動量計測も可能という。
ガーミン vivofit
http://www.garmin.co.jp/products/intosports/vivofit/
GPS機器メーカーのガーミンが販売するリストバンド型製品。CR1632電池2本で1年稼働するのが特徴。データ転送はBluetoothもしくはANT+にて行う。参考価格は1万4904円(税込)。
エレコム HELLO(HCW-WAM01)
http://www.elecom.co.jp/pickup/hello/
PC・スマートフォン向け周辺機器を多数展開するエレコムの製品。直販価格は7538円(税込)。歩数、歩行距離、消費カロリーなどを計測し、スマートフォンにデータを転送できる。
東芝活動量計 Actiband
http://www.toshiba.co.jp/healthcare/actmonitor/index_j.htm
iOSおよびAndroid両対応のリストバンド型活動量計。直販価格は1万3500円(税込)。液晶ディスプレイはないが、連続稼働時間14日を謳う。また、通常の運動量に加え、睡眠時間の測定にも対応している。
ウェルネスリンク
http://www.wellnesslink.jp/p/
http://www.watashi-move.jp/pc/wm/
健康・医療関連機器で知られるオムロンのサービス。歩数計、体重計、血圧計などのデータを1つに集約し、生活改善に役立てることができる。現在はNTTドコモのグループ企業とタッグを組み、「わたしムーヴ」の名称も使われている。対応製品の一例を挙げると、活動量計の「HJA-700T」は想定市場価格9980円前後。一部プレミアム機能は有料。
ムーヴバンド2
http://www.d-healthcare.co.jp/products/moveband2/
上記「わたしムーヴ」との連携を前提としたリストバンド型活動量計。直販価格は7992円(税込)。そのほか、連携サービスの月額使用料300円が別途かかる。集計データはAndroid・iOS向けアプリから閲覧できる。
タニタ カロリズム
http://www.tanita.co.jp/content/calorism/
体脂肪計でおなじみのタニタ。「カロリズム」は歩数計・活動量計のブランドで、この9月にはBluetoothによるiPhone連携に対応したモデル「AM-160」が発売された。直販価格は8618円(税込)。また、同じくiPhone連携可能な体重計「RD-900」「RD-901」も発売中。
パナソニック 活動量計
http://panasonic.jp/calorimeter/
パナソニック製活動量計ラインナップのうち、「EW-NK63」がAndroid連携に対応。NFCもしくはおサイフケータイ(Felica)によるタッチでデータ転送を行うのが特徴。直販価格は6151円(税込)。
Jabra Sport Pulse Wireless
http://www.jabra.jp/products/bluetooth/jabra_sport_pulse_wireless/jabra_sport_pulse_wireless
12月12日発売予定の新製品。ワイヤレスイヤフォン(Bluetooth)に耳元計測式の心拍センサーを統合した。専用アプリを使って、本格的な心拍トレーニングにも応用できる。税別の販売予想価格は3万1800円前後。
Smart Body Analyzer WS-50
http://www.covia.net/product-wireless_scale_ws50.html
フランスのWithings社が製造したWi-Fi対応体重計。単独で無線LANおよびBluetooth通信できるため、測定値をより柔軟にクラウドへアップロード可能。登録した値は専用サイトやスマートフォンアプリで確認しよう。Bluetooth対応活動量計「Pulse」も発売中。なお、コヴィアは日本における輸入総代理店。
WellnessConnected
http://www.wellnessconnected.jp/
医療用計測器メーカーのエー・アンド・デイでは、「コンティニュア」規格に対応した各種機器を販売中。一例として、BluetoothでiPhoneと連携できる血圧計「UA-851PBT-C」の販売価格は1万3160円。このほか、NFC対応製品などもある。
Android Wear
http://www.android.com/wear/
Googleが提唱する、ウェアラブルデバイス向けプラットフォームの総称。対応する腕時計型デバイス、いわゆる“スマートウォッチ”がサムスン、LG、モトローラ、ソニーなどからすでに発売中。端末によって機能は異なるが、運動量や心拍数の計測に対応するものがある。
Apple Watch
https://www.apple.com/jp/watch/
https://www.apple.com/jp/ios/whats-new/health/
2015年発売が表明されている腕時計型デバイス。画面タッチに加え、竜頭状の「デジタルクラウン」で操作できる。心拍センサーを搭載していることからエクササイズにも役立つだろう。
ソニー スマートテニスセンサー(SSE-TN1)
http://www.smarttennissensor.sony.co.jp/
テニスラケットのグリップエンドに装着するタイプのセンサー。スイングやボールの速度、ショット回数などを計測できる。他の歩数計などど同様、運動モチベーションの向上といった効果が期待できそうだ。なお、データの閲覧にはスマートフォンを利用する。想定市場価格は1万8000円前後。
Zepp Golf スイングセンサー
http://www.focal.co.jp/products/detail.php?product_id=910
こちらはゴルフ用のセンサー。グローブに取り付けることで、スイングの軌道やヘッドスピードなどを解析してくれる。取得したデータをコーチと比較する機能もあり。直販価格は2万365円(税込)。
RHYTHMI-KAMU
http://rhythmi-kamu.com/
菓子・ガムのメーカーとして知られるロッテが開発を表明した製品。外見は一般的なステレオイヤフォンながら、装着することで咀嚼の回数や速度を記録できる。現状ではまだ医療機関への試験提供を目指している段階だが、今後の展開に期待したい。
専用機器不要のウェブ版&スマホアプリならもっと手軽!
ここまで紹介してきた各種機器は、安いものでも7000~8000円程度。スマートウォッチともなると2万円を超えるケースもザラだ。ちょっとまだ手を出しにくいという人は、PC向けのウェブサービスや、スマートフォンにインストールするだけで使えるアプリなどから試してみるといいだろう。多くが無料、もしくは月数百円で利用できる。
au Smart Sports
https://au-sports.auone.jp/
auがフィーチャーフォン時代から長らく提供している運動サポートサービス。「Run&Walk」アプリでは、ジョギングなどの履歴をGPSで計測し、地図上に表示してくれる。iPhone版はキャリアを問わず利用可能。Android版はau端末のみ。
Nike+ Move(App Store)
https://itunes.apple.com/jp/app/nike+-move/id712498492?mt=8
iPhoneの内蔵センサーを使い、運動量を測定するためのアプリ。同じくナイキが発売中のFUELNANDに似たデータ計測がアプリだけで実現するのが魅力だ。ただし、現時点での正式対応製品はiPhone 5sのみ。
RunKeeper
http://runkeeper.com/
http://breezeapp.com/
iOS/Android両対応の運動量測定アプリ。ウェブサイトの表記は英語だが、アプリはしっかりと日本語化されている。移動距離、消費カロリー、経路マップなどを確認可能。また、日常の運動計測を目的としたiPhoneアプリ「Breeze」も別途リリースされている。
Runtastic
https://www.runtastic.com/ja
https://www.nttdocomo.co.jp/service/convenience/runtastic/
こちらもスマートフォンアプリベースの運動量計測サービス。近年はウェアラブルデバイスの発売にも取り組んでいるが、アプリだけでも十分使える。12月からはドコモ版サービスも開始予定。
シンプル・ダイエット
http://www.simpleweight.net/ja/
iPhone対応の体重管理アプリ。1日あたり何回でも、好きなタイミングに体重を測定し、アプリに登録できる。数値の変化を折れ線グラフで管理したり、目標値と比較することも可能。無料だが、広告削除などには別途課金が必要。
プラスアール スマートフォン向けカラダノート事業
http://www.plusr.co.jp/service/phone
健康管理系のアプリやウェブサービスを開発する企業。血糖値を記録できる「糖尿病ノート」を筆頭に、「血圧ノート」「お薬ノート」など多数の製品が公開されている。
からだライフ
https://health.fmworld.net/
「らくらくホン」など、富士通製の携帯電話・スマートフォン・PCなどから利用可能なサービス。歩数や体重を入力し、その変遷をグラフなどで確認することができる。一部スマートフォンでは歩数の自動転送(アップロード)にも対応する。
Ingress
https://www.ingress.com/
Googleの社内ベンチャーが無料提供している位置情報ゲーム。街中にある記念碑やモニュメントを「ポータル」に見立て、その場所に行ってチェックインするのが基本。徒歩やサイクリングとの相性が良いため、「Ingressで痩せた」との話も比較的耳にするが……? ちなみにゲーム内では、移動距離にあたる数値を確認できる。
gooからだログ
http://karada.goo.ne.jp/
ポータルサイト大手「goo」によるダイエット・健康管理サービス。体重、体脂肪、腹周り、血圧などのデータを手動登録し、グラフ化することができる。利用にあたっては、gooの会員ID登録が必須。
マイ健康
https://bh.pid.nhk.or.jp/health/
NHKの健康関連テレビおよびラジオ番組の関連サイト。かつて「ガッテンダイエットクラブ」の名称で運営されていた体重管理サービスは、マイ健康に統合された。健康関連のコラムなどもこのサイトから読める。
ジョグノート
http://www.jognote.com/
ジョギング、水泳、自転車などの愛好家を対象としたSNS。「ワークアウト日記」のほか、歩数、体重、体脂肪率を登録し、グラフで確認できる。
ダイエットクラブ
http://dietclub.jp/
ダイエット専門のSNS。中心となるのは「ダイエット日記」で、体重・体脂肪などの数値を入力・公開できる。会員同士でお互いを「ライバル」登録することも可能。