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「Dropbox Paper」オープンベータ提供開始、Android/iOS/PCで共同編集できるドキュメント作成サービス

 Dropboxは3日、ドキュメントの作成・共有や共同編集が可能なクラウドサービス「Dropbox Paper」のオープンベータを公開し、Android/iOSアプリの提供も開始した。Dropboxの登録ユーザーであれば、ベータテストに参加できる。参加には登録が必要だが無料。

 Dropbox Paperは、画像や動画、音声などを貼り付けたドキュメントをウェブブラウザーやスマートフォンアプリで作成・編集できるクラウドサービス。日本語でのドキュメント作成も可能で、ドキュメントを共有したり、共同編集を行うことも可能。Wordファイル(.docx)形式やMarkdown形式でのエクスポートにも対応している。

 ドキュメントを共有するときは、編集可能、コメントのみ追記可能などの権限を共有相手に設定し、共有をメールで通知できるほか、ドキュメントの閲覧のみ可能なURLを取得することも可能。

 Dropboxのサービスと同様に、編集履歴の機能も備えるほか、メンバーを登録したチームでのドキュメント共有にも対応する。

 Android/iOSアプリでは、共有相手がドキュメントを更新した際に通知を受け取ることも可能となっている。

 Dropbox Paperは、1年ほど前から招待制のベータ版として提供されており、これまでに100万以上のドキュメントが作成されているという。Dropboxでは、このフィードバックをもとに、画像ギャラリーやテーブル作成、検索などの機能などについて、改良を加えたとのこと。このほかチェックリストの作成やコードの挿入なども可能となっている。

 なお、Paperのオープンベータに参加すると、Dropboxのウェブサイトにログインした際、左メニューに「Paper」の項目が追加される。