ニュース

「BiNDクラウド」がアップデート、ブログCMS機能「BiND Press」追加

「BiND Press」投稿画面

 株式会社デジタルステージは27日、オンラインウェブ制作サービス「BiNDクラウド」の機能アップデートを行い、CMS機能「BiND Press」の提供を開始すると発表した。BiNDで制作したサイトの一部または全部をブログ化する機能で、記事を投稿するだけでページを自動生成できるため、サイトの更新作業を軽減化できる。

 BiNDは、用意されたテンプレートとブロック編集機能によって、HTMLやCSSなどのタグ/スクリプトを記述しなくてもデザイン性の高いウェブサイトを作成できるサービス。サーバー容量や開設できるサイト数、各種付加機能の有無、提供するウェブフォント数などにより3つのコースがあり、「エントリーコース」は初年度無料、2年目以降が月額480円、「プロコース」は月額2980円または年額2万9760円、「ビジネスコース」は月額9800円または年額9万8000円(価格はいずれも税別)。

 新機能のBiND Pressでは、記事タイトルが自動で表示される新着情報や、記事リストをタイル状に並べるレイアウトにも対応。「いわゆる外部のブログサービスで作るブログとは異なる、オリジナリティ溢れるブログが作成できる」としている。

 このほか、プロコースおよびビジネスコースでは、ローカル環境で使用できるウェブサイト制作ソフト「BiNDクライアント」を提供する。ローカル/クラウドいずれのBiNDでもサイトデータの作成・編集が行え、同期機能「BiND Box」(ベータ版)によって常に同期できるとしている。ネット環境が不安定な場合などでもサイトデータの制作作業が行えるほか、データのバックアップも行えるようになる。また、サイトデータの公開先は、BiNDクラウドのサーバー上のほか、任意のサーバーを選べるようになった。

 なお、デジタルステージでは28日、パッケージ版のウェブ制作ソフトの新バージョン「BiND for WebLiFE* 9」を発売する。BiNDクライアントは、BiND for WebLiFE* 9相当の機能が搭載されたソフトだという。