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「FlashAir IoT Hub」ベータ版公開、遠隔からのデータ取得・保管などが可能に

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 株式会社東芝は、無線LAN機能内蔵SDカード「FlashAir」のIoT用途向けウェブサービス「FlashAir IoT Hub」のベータ版を17日に公開した。FlashAirを活用した機器やユーザーの登録・管理・認証、遠隔からのデータ取得・保管などの機能を提供する。株式会社フィックスターズが運営する開発者向け情報サイト「FlashAir Developers」で展開する。

 IoTシステムの運用者はFlashAir IoT Hubを使って、遠隔地にあるFlashAirに保存されているセンサーの測定データやログデータなどをウェブサイト上で取得できる。また、これまでFlashAirをIoTデバイスとして使うためには、開発者自身がLuaスクリプトを作成する必要があったが、FlashAir IoT Hubで提供されるライブラリを使うことでその作業を省くことができるようになった。

 今後のアップデートで、WebAPI、各種クラウドサービスとの連携支援機能などを順次提供する予定。