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「Office 2016」、最新Buildで「Office 2013」との共存が可能に




 Microsoftは20日、Office 365利用ユーザー向けに「Office 2016」の「Build 16.0.7369.xxxx」の配信を開始し、「Office 2013」を同一PCにインストール可能になったことを公表した。

 Office 2016の提供開始時には、Office 2013との共存はできないとのアナウンスがされていたが、今回の新ビルドよりこれが変更された形となる。これまでOffice 2013がインストールされているPCにOffice 2016をインストールしようとした場合には、Office 2013が削除されてしまっていた。

 Officeのビルド番号は、「ファイル」メニューの「アカウント」の画面で、Office更新プログラムの下に表示されているバージョンから確認できる。古いバージョンだった場合には、「更新オプション」ボタンをクリックすれば、更新プログラムをダウンロードできる。

 なお、「Word 2016」や「Excel 2016」といったOfficeスイートの単体製品を使用している場合は、2016と2013を共存することはできず、従来通り2016のみとなってしまうので注意が必要だ。