ニュース

サンワサプライ、Makeblock製プログラミング教育ロボットキット「mBot」発売

 サンワサプライ株式会社は、Makeblockが開発したプログラミング教育ロボットキット「mBot 800-MBSET001」を直販サイト「サンワダイレクト」で発売した。価格は1万6800円(税込)で、対象年齢は8歳以上。

 mBotは、STEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)分野の知識を有する初心者向けのプログラミング教育ロボット。ロボットの組み立てから電子工作、プログラミングまでを学習できる。すでに100カ国以上で販売され、小学生から大学生まで幅広く利用されているという。

 メインボードの「mCore」には、光センサーやブザーなどを搭載。ロボットの骨組み、ネジ、ナットなどのほか、超音波センサー、ライントレースセンサー、モーター、車輪、RJ25ケーブルなど一式がキット化されて提供される。同梱のドライバーを使い、約10分程度で組み立てが可能。完成後のサイズは170×130×90mm(幅×奥行×高さ)、重量500g。

 Scratch 2.0をベースに開発されたWindows/Mac OS向けビジュアルプログラミングソフト「mBlock」と、iPad向けの「mBlockly for mBot」が無料で提供されており、ドラッグ&ドロップでロボットの動作をプログラミングできる。PCやiPadなどとはBluetoothで接続して操作する。また、Arduino IDEによる操作も可能。

 2017年2月には、Makeblock公式の日本語テキスト「mbotでプログラミングを覚えよう!(仮)」も富士通エフ・オー・エム株式会社より1800円(税別)で発売される予定。

 Makeblockでは、mBotと組み合わせる六本足ロボット拡張パックや、3種類のロボットが組み立てられる対象年齢が12歳以上の「mBot Ranger」、3Dスキャナーや10通りの組み立てが可能な15歳以上の「Ultimate 2.0」もラインアップされている。