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立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap」、イトーキが発売
2025年7月16日 07:30
株式会社イトーキは、広葉樹合板株式会社が開発した、立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」の販売を開始した。
同製品は、イトーキが所有している仮眠ボックスに関する開放特許「人体収納用構造体及び睡眠用筐体」を、広葉樹合板がライセンス契約を結んで製品化したもの。同特許は、上半身・臀部・膝部の3点を支持することで、立ったまま休息や睡眠がとれるとするもので、同製品では、さらに足裏を固定する機能を追加することで快適性を向上させたという。
睡眠中のプライバシー配慮や防音対策、メンテナンス性にも配慮した設計で、電源を確保できる場所であれば、1日で設置が完了するとしている。
本体デザインは、近未来をイメージした「スペーシア」と、森の中をイメージした「フォレスト」の2種類がラインアップされている。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は、スペーシアが約1200×1200×2577mm。フォレストが約1200×1200×2532mm。
8月中旬以降には、イトーキのワーキングショールーム「ITOKI DESIGN HOUSE」で、同製品が展示される予定。