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IoT向けウェブサービス「FlashAir IoT Hub」のAPI公開

 株式会社東芝ストレージ&デバイスソリューション社は、無線LAN機能内蔵SDカード「FlashAir」のIoT用途向けウェブサービス「FlashAir IoT Hub」の機能をプログラムから利用できるAPIを公開した。

 FlashAir IoT Hubのウェブサービスでは、FlashAirを装着したセンサーなどの機器で測定したログデータを遠隔から取得できるほか、機器やユーザーの登録・管理・認証といった機能が提供されている。2016年12月にはFlashAirに記録された画像のアップロードにも対応していた。

 今回のAPIの公開により、FlashAirを活用したウェブサービスやアプリの開発がより容易に行える。APIへのアクセスには、OAuth 2.0により発行されるアクセストークンが必要となる。

 FlashAir IoT Hubは、株式会社フィックスターズが運営する開発者向け情報サイト「FlashAir Developers」で展開されている。今後は、各種クラウドサービスとの連携支援機能などが提供される予定。

 また、APIの公開を記念し、FlashAir技術情報イベント「FlashAir Developers Summit」が、2月19日に日本マイクロソフト株式会社(東京都品川区)で開催される。参加は無料だが、ウェブサイトからの事前申し込み(先着順)が必要となる。