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サンワサプライ、普通のディスプレイを電子黒板にするペン&センサー「MED-1S」

「MED-1S」の利用イメージ(液晶ディスプレイやPCは別売)

 サンワサプライ株式会社は9日、液晶ディスプレイ/プロジェクターを電子黒板として利用するための機器「MED-1S」を発売した。標準価格は8万円(税別)。

 MED-1Sは専用のペンおよびセンサーカムの2つから構成される。電子黒板として利用したいスクリーンの正面にセンサーカムを設置し、ペンから発せられる赤外線信号をキャッチ。その動きをカーソルの動きに変換する。なお、センサーカムの動作には、製品添付ソフト「IPEVO Annotator」をインストールしたPC(Windows/Mac)が必須。ペンとセンサーカムのキャリブレーションにかかる時間はおよそ5分程度としている。

 ペンにはマウスに相当する機能およびボタン類が備え付けられており、クリック/ダブルクリック/ドラッグなどの操作が行える。また、文字や図形を画面に書き込むことも可能。

 センサーカムで処理できるスクリーンのサイズは40~100インチ。動作距離は画面サイズにもよるが、約112~400cm程度としている。センサーカム本体のサイズは4.8×4.0×7.6mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は72.5g。

 ペンのサイズは1.6×20cm(直径×長さ)で、重量は24g。単4電池2本で駆動する

 対応OSはWindows 8/7/Vista/XPで、必要スペックは2.0GHz以上のデュアルコアプロセッサ(2.4GHz以上推奨)、1GB以上のメモリ(2GB以上推奨)。Macの場合はOS X 10.6以上、かつIntel Core 2 Duoプロセッサ以上が必要。

「MED-1S」のペンとセンサーカム
専用ペン