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バッファロー、4K動画モードを備えた11ac無線LANルーター、干渉しやすい電波を自動で回避する機能も

「WXR-1900DHP3」

 バッファロー株式会社は8日、IEEE 802.11ac/n/a/g/b対応の無線LANルーター「WXR-1900DHP3」を3月下旬に発売すると発表した。価格は1万8700円(税別)。

 3本の可動式アンテナ(3×3)を備えており、設置する環境に合わせて角度を変えることが可能。電子レンジなどのノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」を備える。また、電波の混雑状況を確認し、スマートフォンやタブレットなどのWi-Fi機器を空いている帯域へ自動的に誘導する「バンドステアリング」機能も搭載する。

 通常のビームフォーミング機能に加え、iPhone 5s/iPadといったビームフォーミング非対応の機器でも同様の機能が利用できる「ビームフォーミングEX」も備える。

 1GHzのデュアルコアCPUに加え、5GHz帯用/2.4GHz帯用の補助チップをそれぞれ搭載することで、2種類の電波の高速処理を実現。デジタル変調方式「256QAM」のデュアルバンドに対応しており、5GHz帯で1300Mbps(11ac使用時)、2.4GHz帯で最大600Mbps(11n使用時)の通信を可能としている。

 そのほか、4K動画配信の帯域を優先して再生する「アドバンスドQoS 4Kモード」を搭載。NTTぷららの「ひかりTV 4K」やYouTube、Netflixの4K動画を快適に再生できるという。また、ハイレゾ対応のUSB-DACを接続して192kHz/24bitのハイレゾ音源をワイヤレスで再生することも可能。

 子どもの端末の利用時間を設定できる「キッズタイマー」機能を搭載するほか、60日間無料で利用できるフィルタリングサービス「i-フィルター for BUFFALO」も備える。

 有線インターフェースは、ギガビット対応のLAN×4ポート、WAN×1ポート、USB 3.0×1ポート。本体の大きさは41×185×185mm(幅×奥行×高さ)、重さは約560g。