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未来予測イベント「ホロス2050未来会議」第2回、元Googleの村上憲郎氏らをゲストに迎え6月2日開催

 未来予測イベント「ホロス2050未来会議」。その第2回「人工知能の現在/COGNIFYING~どうすれば人間はもっと人間らしい仕事に集中できるか?」が、6月2日19時よりデジタルハリウッド大学駿河台キャンパス(東京都千代田区)で開催される。参加費は一般が前売り4000円、当日4500円。学生が前売り1000円、当日1500円。

 「ホロス2050未来会議」は、WIRED創刊編集長であるケヴィン・ケリー氏の著作「〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則」(NHK出版刊)の全12章に対応するかたちで、年12回の開催が予定されている。同氏が著作の中で予言した2050年の未来社会について、参加者で予測しながら、よりよい未来社会を創造していこうという「未来・予測・創造・プロジェクト」だ。

 発起人は、ジャーナリストで、ケヴィン・ケリー氏の著作の翻訳者でもある元朝日新聞の服部桂氏、株式会社クリエイシオン代表取締役で、日本で最初のMacintosh専門誌「MACワールド日本版」を創刊した高木利弘氏、デジタルハリウッド大学教授の橋本大也氏。ケヴィン・ケリー氏が協力、デジタルハリウッド大学が協賛する。

 第2回のゲストは、元Google米国本社副社長兼Google Japan代表取締役社長の村上憲郎氏と、東京大学大学院情報学環教授で、ソニーコンピュータサイエンス研究所の暦本純一氏。

 「〈インターネット〉の次に来るもの」第2章の「COGNIFYING(認知化していく)」で述べられている「ロボットのおかげで、われわれはもっと人間らしい仕事に集中できる」という言葉を手掛かりに、講演+ワールドカフェ形式のワークショップで参加者とともに議論を進める。

 なお、第3回は「コンテンツ産業の変容/FLOWING(流れていく)」の開催が予定されている。全12回の最終成果物として、SF映画「ホロス2050」の製作を目指すという。

 全12回の未来会議への参加とアーカイブ映像やレポートの閲覧が可能なほか、2017年11月に予定しているケヴィン・ケリー特別講演会に出席できる個人会員(会費5万円)、法人会員(会費10万円)もあわせて募集している。