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ユカイ工学、部屋の温度・湿度・照度がわかる「部屋センサ」発売、見守りロボット「BOCCO」と連動

 ユカイ工学株式会社は、見守りロボット「BOCCO」と連動して部屋の温度・湿度・照度を感知できる「部屋センサ」を7月中旬に発売すると発表した。価格は3980円(税別)。

 屋内に設置した部屋センサが部屋の温度と湿度をもとに熱中症の警戒度をモニターし、警戒度が高くなるとBOCCOを通じてスマートフォンへ通知する。これにより、留守番中の子どもや、離れて暮らす高齢の家族の熱中症予防などに役立てるとしている。

 熱中症の警戒度を数値で表したものに「暑さ指数」があり、例えば湿度が75%と高い場合は気温28度でも「厳重警戒」レベルと判定される。

熱中症の注意が必要なときに、現段階の危険度と「暑いです」といったメッセージがBOCCOアプリのチャットルームに表示される

 部屋の照度も感知できるため、点けっぱなしの照明がないか確認できる。照明のオン/オフ状態で離れて暮らす家族の生活状況を確認し、見守りとして活用できる。

照明のオン/オフに応じて、「明るくなりました」「暗くなりました」と通知
部屋の温度・湿度・照度の現在値と履歴をグラフで表示

 部屋センサ本体の大きさは34×30×68mm。BOCCOと部屋センサはBluetoothで接続し、単4電池×2本で1年程度駆動する。

部屋センサ

 このほか、振動を検知する「振動センサ」や、玄関ドアの鍵の開け閉めを検知する「鍵センサ」をラインアップする。

振動センサ
鍵センサ