ニュース

QNAP、NAS用の仮想Google Chromeブラウザーアプリ「Browser Station」リリース

 台湾QNAP Systemsは7月28日、仮想ブラウザーアプリ「Browser Station」の正式版をリリースした。同社製NASで利用できる。

 Browser Stationでは、NASアプリ内の仮想Google Chromeブラウザーを外出先のモバイル環境などから利用できる。これにより、NASが設置されている同一ネットワーク内のプライベートサービスに、仮想ブラウザーを介して安全にアクセスできる。認証が必要なプライベートサービスに接続する際に、プロキシやVPNを利用せずにアクセスできるのが特徴。

 仮想ブラウザーの利用時は、HTTPまたはSSLで接続され、VPNによる暗号化アクセスもサポートする。管理インターフェースでは、複数のブラウザーを開くことができるほか、接続ユーザー、NASシステム使用率、作成時刻、ログなどの情報をリアルタイムに表示できる。

 仮想ブラウザーでは、NAS内の共有フォルダーにファイルをダウンロードする先を指定できる。また、Chrome拡張機能「QNAP Qfinder」をインストールすると、LAN内のNASを高速に検出してアクセス可能になる。

 動作環境はQTS 4.2.2で、「Container Station」のバージョン「1.7.2224」以降がインストールされている必要がある。ハードウェアはメモリ4GB以上で、QNAPによれば、TS-x51、TS-x51A、TS-x53U、TS-x53A、TS-x53、TS-x53B、TS-453Bmini、TVS-x63+、TVS-x63、TS-x63U、TS-x70、TVS-x70、TVS-x71、TVS-x73、TS-x73U、TS/SS-x79、TS/TVS-x80、TVS-x82、TVS-x82T、TVS-x82ST、TES-x85U、TDS-16489Uの各NAS製品での動作がサポートされる。

 2017年5月にベータ版がリリースされ、これまでテストが重ねられていた。QNAPプロダクトマネージャーのChristine Wang氏は「ユーザーの要件を満たすためのサービス向上に貢献する、ユーザーからの貴重なフィードバックに感謝している。移動の多いユーザーから非常に多くの肯定的な反応を得ており、Browser Stationがこのようなユーザーの、便利なウェブブラウジングやリモートデータへのアクセスの力となっていることを聞けるのは素晴らしいことだ」と述べている。