ニュース

ロングセラーUSBアナログモデムの後継モデル「RS-USB56N」発売、PCでのFAX送受信も可能

 ラトックシステム株式会社は、USB 1.1接続のアナログモデム「RS-USB56N」を3月下旬に発売する。価格は7400円(税別)。

 RS-USB56Nは、アナログ公衆回線に接続してデータ通信が行えるアナログモデム。USB 1.1接続で、最大通信速度は受信が56kbps、送信が33.6kbps。G3 FAX 14.4kbpsに対応しており、PCでのFAX送受信も可能。

 2007年の発売以来11万台を販売し、搭載ICの生産終了により在庫限りとなった「REX-USB56」の後継モデルで、互換性を持つ後継ICを採用。ラトックシステムによれば、業務系・制御系処理の通信手段としての需要は依然高く、供給の継続を望む声が挙がっていたという。

 電源はUSBバスパワーとなっており、消費電力は最大500mW。Windows 10/8.1/7ではインボックスドライバーで動作する。本体サイズは25×75×18mm(幅×奥行×高さ)、重量約32g。

 ラトックシステムでは、ノートPCであればバッテリー駆動することで、電源がない非常時のバックアップ回線として最適としている。