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アイ・オーがV.90アナログモデムの新製品、2024年の固定電話網IP化に対応した「DFM-56U」「DFM-56S」発売

 株式会社アイ・オー・データ機器は、固定電話回線がIP網へ移行した後の環境で動作検証を行ったV.90準拠のアナログモデム2製品を2月上旬より発売する。価格(税別)は「DFM-56U」が7400円、「DFM-56S」が1万5700円。

 DFM-56UはUSB 2.0接続、DFM-56SはD-sub 9ピンのRS-232C接続となるアナログモデム。最大通信速度はいずれも受信が56kbps、送信が33.6kbps。アナログ公衆回線に接続してデータ通信が行える。また、G3 FAX 14.4kbpsに対応しており、PCでのFAX送受信も可能。

 DFM-56UはUSBバスパワーで動作する。DFM-56SにはACアダプターが付属する。

 DFM-56Sは電話機を接続するためのPHONE端子を備えており、無料アプリ「内線ミレル」との連携により、内線番号を選択して自動発信するシステムを構築できる。

 本体サイズ(幅×奥行き×高さ)と重量は、DFM-56Uが79×27×23mmで約34g、DFM-56Sが135×83×25mmで約140g。

 NTT東西では、固定電話回線を2024年1月からIP網へ切り替えることを発表している。