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アイ・オー、IPv6 IPoE対応Wi-Fiルーター「WN-AX2033GR2」、3月下旬発売

全方向に電波を届かせる「360コネクト」、4×4 MU-MIMOなどに対応

 株式会社アイ・オー・データ機器は、IPv6 IPoE対応Wi-Fiルーターの新機種「WN-AX2033GR2」を3月下旬より出荷する。価格は1万3100円(税別)。

 WN-AX2033GR2は「WN-AX2033GR」の後継モデルで、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応するWi-Fiルーター。4×4の内蔵アンテナを装備しており、最大通信速度は1733Mbps(5GHz帯接続時)または300Mbps(2.4GHz帯接続時)で、880MHzデュアルコアCPUの搭載により、スループットは無線LANが約897Mbps、有線LANが942Mbpsを実現している。

 最適化されたF型アンテナ(PIFA)により、上下・左右・奥行き360度全方向に電波を届かせる「360コネクト」技術を搭載するほか、MU-MIMOに対応し、最大4台までの同時通信が可能。

 IPv6ネットワークへのネイティブ接続方式である「IPv6(IPoE)」にも対応している。フレッツ網を使ってISPに接続する際の認証機能であるPPPoEを利用せずに済むため、回線の混雑などによる速度低下を避けられる。IPv6(IPoE)の利用には別途ISPへの申し込みが必要となるが、動作確認済みISP一覧が同社ウェブページに掲載されている。

 このほか、ビームフォーミング非対応のWi-Fi子機にも電波を集中して接続の安定性を高める「ビームフォーミングW」、5年間無料のネットフィルタリング機能などに対応する。

 また、機器を接続するごとに、MACアドレスをベースとして機器に対して接続許可の設定が行えるセキュリティ機能「Wi-Fiマモル」機能を新たに利用可能となっている。

 有線ポートはいずれもギガビットに対応ており、WAN×1、LAN×4を背面に装備する。本体サイズは約180×120×180mm(幅×奥行×高さ)、重量は約410g。