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ネットギア、スマホアプリから設定・管理できる802.11ac Wave2対応アクセスポイント「WAC505」
レイヤ2+スイッチ2製品も提供
2018年3月14日 14:44
ネットギアジャパン合同会社(ネットギア)は14日、クラウドサービスと連携し、スマートフォンやタブレットのアプリから管理できる「アプリ&クラウド」対応の製品群を拡充すると発表した。無線LANアクセスポイント「WAC505」と、スタティックルーティングが可能なレイヤ2+スイッチ「GC728X」「GC728XP」を、3月16日より販売開始する。
「アプリ&クラウド」製品群は、スマートフォンやタブレットに導入した「Insight」アプリを利用することで、PCがなくとも簡単にセットアップできるネットワーク製品。クラウドと連携するInsightアプリの機能により、外出先からでもインターネット越しにモニタリングや設定変更、PoEインターフェイスのリブートなどを行うことができる。
アプリはApp storeやGoogle Playからダウンロードでき、管理対象が2台までであれば、クラウド機能も無料で利用可能とした。
新製品のWAC505は、IEEE 802.11ac Wave2(2×2)対応のアクセスポイント。IEEE 802.11a/b/g/nにも対応しており、5GHz帯で最大867Mbps、2.4GHz帯で最大300Mbpsの高速な通信を行える。最大接続台数は周波ごとに40台、推奨接続台数は同20~30台。
有線LANは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1ポートを搭載し、PoE受電にも対応する。また、アプリからの設定に加えて、Webブラウザからの設定機能も備えている。
価格は2万1500円(税別、ACアダプタ別売)。このほか、3台セットの「WAC505B03」が6万円(同)で用意されている。
一方のGC728X/GC728XPは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24ポートと、SFP×2スロット、SFP+×2スロットを備えたレイヤ2+のインテリジェントスイッチ。VLAN、QoS、ポートミラーリング、ループ防止、リンクアグリゲーションなどさまざまなネットワーク機能を備えており、これらの機能をアプリから簡単に設定することができる。
価格は、GC728Xが10万4000円(税別)、GC728XPが17万6000円(税別)。なおGC728XPはPoE給電機能を備えており、1ポートあたり最大30W、スイッチ全体で最大390Wまでの電力をEthernetケーブル経由で給電することができる。