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ノートPCのWi-Fiで最大1.73GbbpsのHT160に対応、Acer「Nitro 5 AN515-52-A58H」

 日本エイサー株式会社(Acer)は、IEEE 802.11ac wave 2のオプション規格で最大1733MbpsのWi-Fi通信が可能な技術「HT160」に対応するノートPC「Nitro 5 AN515-52-A58H」を7月12日に発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は14万円前後(税込)。

 HT160は、8つのチャネルを用い、通常の倍となる160MHz幅の帯域を利用して通信を行うことで、2ストリームで1733MbpsでのWi-Fi接続が行える11ac Wave 2のオプション規格。利用するには、対応するWi-Fiアクセスポイントまたはルーターが必要となる。

 Nitro 5 AN515-52-A58Hは、Acerのゲーミングブランド「Nitro」シリーズのノートPC。CPUには第8世代で4コア/8スレッドのCore i5-8300H(2.3GHz)、チップセットにはHM370、GPUにはGeForce GTX 1050 Ti(4GB)を搭載。メモリはDDR4-2666MHz 4GB×2で、最大32GBまでの拡張が可能。ストレージはM.2接続の128GB SSDと、1TB HDDを搭載する。

 液晶はIPS方式の15.6型(1920×1080ピクセル)、バックライト機能を備えたキーストローク1.6mmのチクレットキーボードを採用する。バッテリは4セルリチウムイオンで、駆動時間は約7時間。OSはWindows 10 Home。

 本体左側面にはギガビット対応の有線LANポート×1、USB Type-C×1、HDMI×1、USB 3.0×1、SDカードスロット×1、左側面にはUSB 2.0×2とヘッドホン端子を装備。背面部には、全体に冷却用ファンを搭載している。

 システムの設定状態を一元管理できる「NitroSense」では、リアルタイムにCPUやGPUの負荷や温度、システムファンの速度などを監視できる。

 本体サイズは390×266×26.75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.7kgで、Acerでは「持ち運び用としても最適」としている。