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11ac Wave 2対応の壁面埋め込み型Wi-Fiアクセスポイント、D-Link「DAP-1880AC」

DAP-1880AC

 ディーリンクジャパン株式会社(D-Link)は12日、壁面埋め込み型のIEEE 802.11ac wave 2対応Wi-Fiアクセスポイント「DAP-1880AC」を発売した。価格は1万7800円(税別)。

 JIS規格準拠のスイッチボックスに取り付け可能で、宿泊施設などの壁面に埋め込んで設置できるのが特徴。前機種で11ac wave 1対応の無線LANアクセスポイント「DAP-1850AC」の後継機にあたり(2016年4月11日付関連記事『D-Link、壁面埋め込みタイプの11ac無線LANアクセスポイント「DAP-1850AC」』)、新たにIEEE 802.11ac wave 2やビームフォーミング、2×2 MU-MIMOに対応した。5GHz/2.4GHz帯の同時利用が可能で、最大通信速度は11ac使用時で867Mbps、11n使用時で300Mbps。

 周波数帯ごとに4つのSSIDを割り当て可能な「マルチSSID機能」や、最大100台までグループ単位で設定を共有・管理できる「NMS(Network Management System)機能」、MACアドレスフィルタリング、SSIDステルス設定に対応。RADIUSサーバーによる認証にも対応する。

 本体にはギガビット対応の有線LANポート×2、モジュラージャック(RJ-11)×1を備える。別売りのPoE給電アダプタ「DKT-200」(4980円)などを利用することで、電源工事の必要なくLANケーブルからの電源供給が可能。

 本体の大きさは42×41.4×69.6mm(幅×奥行×高さ)、重さは100g。